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ベンザックで消せるニキビとは

ベンザックで消せるニキビは、炎症のないニキビから、炎症で見た目が痛々しいものまで対応可能です。痛々しいニキビはホルモンやストレスなどの影響により毛穴で炎症が起こる病気です。
洗顔料などを広告販売するために、ニキビは正しい洗顔、洗顔料選びだとか言われていますが、実は、それらは一つの要素で、洗顔が終わった瞬間に衛生状態は悪化しています。
本当に重要な点は「そこ」ではなく、どこまで原因の元を断つことが出来るかになります。
ニキビの始まりに注目し根本原因から対応
ニキビの始まりは、面皰(めんぽう)やコメドと呼ばれる毛穴の詰まりです。これらは俗に白ニキビや黒ニキビとも呼ばれ、放っておくと赤いプツプツとしたニキビや、膿をもったニキビを生じます。さらにひどくなると皮膚のふくろや、シコリができることもあります。
毛穴が詰まる前に対処が出来ればニキビとして気にする必要はないはずです。
ですが、治療が遅くなったり、ニキビを引っ掻いて、つぶしてしまったり、瘢痕(傷あと)ができてしまうと治療がしにくくなります。治りが悪かったり繰り返したりする場合などもあります。
アダフェリンのようなクリームの成分(アダパレン)がニキビの原因となる詰まりやすい毛穴を開くこと、ニキビが出来にくくなります。
ニキビの種類によってはベンザックでも対処できない

大人ニキビが悪化する人は少なく一過性の原因でニキビとなるからなので、ニキビができてもすぐに消失するのがほとんどです。ですが、多くは思春期からのニキビが問題となるようです。
この比較的に原因が長期間継続す思春期のニキビは重度にもなりやすく、大人になっても跡が残ったりするようで体質的な原因でもニキビが悪化するようです。
- 思春期ニキビ
小学校の高学年からでき始め、思春期に症状がピークとなります。成長期に性ホルモンが活発になると、皮脂の分泌が多くなります。毛穴に皮脂が詰まると、皮脂を好むアクネ菌が増殖し、炎症を起こしてしまいます。
原因が長期間続く事でさらに悪化するするようです。 - 大人ニキビ
思春期に比べ、角質増殖による毛穴の詰まりが原因となることが多いです。特に女性に多く見られ、ストレス・睡眠不足・月経・乾燥などが悪化要因になります。ホルモンバランスを崩さないように注意が必要です。また、近年ではネットで情報が得られるので減りましたが間違ったスキンケアにより悪化する場合もあるようです。
ニキビ外用薬

外用薬としては以下が一般的です。症状に応じて医薬品の選択が必要で状況によっては併用する治療も選択が可能です。
ディフェリンゲル(アダパレン)
ディフェリンはゲル状のチューブタイプです。
効果は、皮膚の角化細胞に働き、角層を薄くする作用がある外用薬です。
白ニキビ・黒ニキビに有効で継続して使うとニキビができにくい肌になります。
効果が出るまで1~2ヵ月かかるため、赤いニキビがある場合には、ベピオゲル、抗菌薬を併用するのが良いでしょう。
角層が薄くなるため、塗り始めて1~2週間ほどは少し赤みや乾燥などの副作用が見られますが、継続しようしてますと1ヵ月ほどで落ち着きます。
症状が落ち着いてからも、新しいニキビを予防するためには1年間ほど外用を続けましょう。
副作用が気になる場合は、洗顔後に化粧水や乳液を塗ってからディフェリンゲルを塗るようにすると副作用が少なくなります。
また、赤みや乾燥が強く起きた場合には、塗る回数を週2~3回ほどに減らすなど調整すると良いでしょう。
ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)
2015年4月に発売された、アクネ菌への抗菌作用と角層が剥がれやすくなる作用を持つ外用薬です。
耐性菌を生じない(薬が効かなくなる事がない)ため長期間使用しても効果が落ちないことが利点で、赤いニキビだけでなく白ニキビ・黒ニキビにも有効です。
2割ほどの方に赤みや乾燥などの副作用が見られることがあり、そのような場合には塗る回数を減らしていただきます。
ベピオゲルには漂白作用があり、髪や衣服に付いてしまうと色落ちしてしまうことがあるため、注意が必要です。トレチノイン
角質をはがします(毛穴を詰まりにくくして、ニキビに効果的、角層のメラニンをはがすのでシミに効果的)。表皮の細胞を活性化し、皮脂腺の働きを抑制することでニキビを抑制します。
ビタミンAの約50~100倍の活性を有しており、アメリカではニキビやシワの治療医薬品として、政府機関のFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されています。
効果が強いためニキビが収まってない場合はニキビ菌を抑える上記のベピオゲルやディフェリンゲルが先に選択され、ニキビが収まった後のニキビ跡やシミなどにトレチノインが利用されます。
また、トレチノインは妊娠中のご利用は避けてください。胎児に悪影響を及ぼす報告がされています。
抗菌薬
炎症を起こしている赤いニキビに対しては、アクネ菌をターゲットにした抗菌薬が有効です。軽症の患者さまには外用薬(ゼビアックスローション、ダラシンTゲル、アクアチムクリームなど)を処方いたします。
抗菌薬は長期間続けると耐性菌が出現し、効果が出にくくなってしまいます。長くても3ヵ月ほどにとどめ、症状を繰り返すようであればディフェリンゲルやベピオゲルを試してみた方が良いでしょう。
飲むことでニキビを予防・治療ができる内服薬
女性の場合は低用量ピルなどが選択肢があります。ピルというと避妊薬として用いられますが、実は副次的な作用としてホルモンの状態を整える効能もあります。殆どの美容系クリニックではピルやホルモン剤などで手軽なニキビ治療だけでなく美肌などの美容の一環として選択されています。
出来てしまったニキビの治療よりも予防としてピルなどホルモン剤を利用されるようです。
また、治療薬として標準的な飲み薬では、服用タイプの抗生物質(ミノマイシン錠/ルリッド錠/ファロム錠)も効果があります。ニキビ治療で利用される抗生物質は殺菌、静菌作用(菌を殺すのではなく増殖を抑える効果)の抗生物質があります。
・ミノマイシン(ミノサイクリン):特徴は、ニキビの原因となるアクネ菌を殺す作用と、アクネ菌の作るリパーゼ(皮脂を分解し、赤く炎症を起こす脂肪酸を作る作用を持つ)の働きを抑える効果があります。
・ルリッド(ロキシスロマイシン)、クラリス(クラリスロマイシン):特徴は、アクネ菌を殺し、炎症を抑える効果があります。
抗生物質のデメリットとしては、強い作業のため胃腸を荒らしてしまう場合があります。
また、抗生物質は長期間飲み続けると薬が効かなくなる耐性菌ができてしまうので、不用意に継続服用するものではありません。
予防として飲み続ける必要はなく、ニキビが良くなれば、いったん服用をやめるなどが必要です。
これらは、一般的には海外ジェネリックも普及しています。
初めての人は医師から処方をしてもらい2回目からは同じ成分の薬剤をネット購入するのも良いです。
効果が高いが注意も必要なトレチノイン
トレチノインはベンザック(ベピオゲル)同様にニキビの元の毛穴詰まりも効果があります。
しっかし、ピーリング効果が高い(強い)ことからも、扱いが多少難しく副作用として「レチノイド皮膚炎」という症状にも注意が必要です。トレチノインはどちらかというとニキビが収まったニキビ跡の除去などに利用する方が良いようです。とにかく強いピーリング効果ですので成分濃度が高いと、トレチノインを塗った部位が、発赤、紅斑、痒みなどが生じます。特に使用開始6週間位に発生しやすく注意が必要です。
皮膚炎になってしまった場合は、使用を中止しステロイド外用などの治療が必要になりますが、軽度の場合は使用を中止し経過をみることもあります。
また、トレチノインの濃度の調整も必要になる可能性もあります。
また特に強調しておきたいこととしては、胎児、乳幼児に影響がある可能性がありますので、女性はトレチノインを使用している時は、避妊を行う必要があり、授乳も控えるべきでしょう。
トレチノインの特徴的な効果としては、
トレチノインは塗ってから約4週間位で一定の効果が感じさらるでしょう。
ですが、シミの深さや濃さ、皮膚の暑さによって治療期間は変わってきます。
効果が強いため長期間の場合はお肌を休ませる事も必要で、症状に応じて半年や1年と継続させる場合もあります。そして、特徴的な効果としては、
・古い角質をはがすピーリング効果
→古い角質をはがすことにより肌の表皮細胞の生まれ変わりを促します。トレチノインの濃度が高いとお肌によっては大きな痛みを伴う場合があります。
・ターンオーバー(肌の表皮細胞の生まれ変わり)促進効果
→肌の表皮細胞の生まれ変わりにより、古くなった細胞と一緒に肌の奥部にできたシミ(メラニン色素)の排出も効果的に行います。
*通常では、ターンオーバーに約4週間かかりますが、2週間程度で生まれ変わります。
・肌の内部でコラーゲンやヒアルロン酸を増やす効果
→肌の表皮細胞の生まれ変わりにより、しわを改善し、お肌にハリを取り戻します。
・皮脂の過剰分泌を抑える効果
→脂っぽい肌やニキビ肌を肌質から改善します。
例:
・トレチノイン(0.1%)
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